昔の命の恩人だろうかしったこっちゃねぇ…は俺の女だ

























   trigger  Act:38 勝利は目に見えていて






















 「俺の所に嫁がないか?」




奴は言った確かに言った

その言葉に凍りつく3人

と三蔵の事を知らない焔は平然といってのけた

コレに黙っていないのは三蔵

つかさずを抱き込んだ



「は俺の女だ」



三蔵の一言に八戒はぱちぱちと拍手を送り

焔はと言うと


「先に目をつけていたのは俺だ。お前は引っ込んでいろ」


なにやら余裕の笑みを携え三蔵を一括した

目に見えぬ火花が散る中

三蔵の腕の中い居るは赤面していて

そして焔に一言



「ごめんなさい。私三蔵が好きなの!」



今度は焔の笑みが凍りつく番だった



「なっ!!考え直せ!そいつは鬼畜で非道、しかも冷酷無慈悲の優しさの欠片も無い男なんだぞ!?」

「え?三蔵は優しいよ?だって料理の手伝いとか買い物の荷物持ちとかしてくれるしそれに…」



「おや?にはそんな優しいんですか?三蔵」

「るせぇ八戒。兎に角焔、貴様は諦めるこったな」


「…」






「焔はいいおにいちゃんって感じがする!」







止めの一発

焔は表面上は爽やかだったが内心号泣だ

車に向かう背中が、イヤに哀れだったとか


完敗

まさにそんな言葉がぴったりだ


そして三蔵と八戒から『、良くやった』と拍手喝采が送られた


当然の事を言ったと顔に出ているには悪気は無い

本当の事を言っただけなのだから

これぞ天然のなせる業

そんなだからこそ、焔は何も言えなかった


「あははは。ドンマイです」

「慰めはよしてくれ八戒」

「おや?僕は塩を塗ったんですよ?コレに懲りたらさんに手を出さないことですね」

「あぁ。もう俺の入る隙間は無い…こうなったら一生の兄貴分でいてやろうじゃないか」

「お前が義兄になるのは不愉快だ」

「え?焔さんいい人だよ!きっと!」

「…俺の事は兄貴と呼んでくれ」

「わかった!焔にぃ?」

「それでいい…」






「ふふふ…微笑ましいですねェ。三蔵?」

「めんどくせぇ奴が増えただけだ」

「それにしても…さんには大家族が出来てきましたねェ。なによりです」

「…そうだな」




少しでもが幸せになれたなら

焔は兄貴にでもなんでもなることにした

三蔵にをやると言うことは納得いかないが

だけど

こういうポジションも色々と役得かもしれない、と焔は考えた

ふしだらな思考も、許してあげようじゃないですか

だってこんなにも可愛そうな仕打ちを受けたから

主に八戒の黒いモノとの天然に



こうして一行は焔が運転する車で目的地に向かう






























To be continued.























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ATOGAKI
焔の扱いは管理人の思考そのものです。焔ファンの方、申し訳ございませんでしたァッァァ!_orz
弄りたいキャラなんです。そうなんです
そんなこんなで色々決断やら展開が速くなりましたが、焔についてはひと段落です。3ピー歳ですからね。自重したんでしょうね!(しんでこい)
次回。ほんとにほんとにやっとこさ本編いってみましょう。お待たせしました!!