俺は家に被害が来るのを避けようとジープで待機することにした…それにしてもおせぇ
trigger Act:26 肝心の奴さんはまだか
三蔵は密かにストックを駅で買っておいてよかったと思った
ジープの運転席に座り己の口から吐き出される紫煙を見つる
知っての通り三蔵は気が長くないので黒ずくめ集団が来る前から既に殺意が湧き出ていた
「来たら速攻殺してやる…」
そんな物騒な事をはきながらもうそろそろ迷子になっていることに気付いた集団が来るであろう門に眼をむける
急がないとが麻酔から眼がさめてしまう
が起きた時に三蔵が傍に居てやらなければきっと寂しい思いをさせてしまかもしれない
三蔵にとってそれは避けたいところだ
何より自分がに会いたい、と言うのは死んでも言うものか
そんな思いを胸に、三蔵は自分がどれほどを欲しているのか再確認させられたのであった
そんな時
遠くのほうに闇に紛れ近づいてくる集団が眼に入った
後ろに家が建つだけの他には見渡す限り何も無いところなのでそれが嫌でも目立つ
今回のターゲットと判断した三蔵はまだ遠くに居るにも関わらず徐に銃を向け
撃った
鬼畜の塊と言われる三蔵は容赦無しに引き金を引いていく
とても集団が哀れだ
ガウンッガウンッガウンッガウンッ!!!!
立て続けに4回ほど撃つと4人集団のうち3人が倒れ1人は賢明にも銃弾を交わすため自ら地に伏せた
一気に片付けたかった三蔵は舌打ちをすると反撃から避けるためジープを降りる
それと同時に芝生を抉る弾丸が数発打ち込まれ無傷であろう1人が駆け寄ってくる足音が聞こえた
大方近くの藁がつまれた所に避難したのか
三蔵は結構頭がキれる相手だと認識する
再び巻き起こる銃撃戦
既に周囲は穴だらけでジープにも銃弾がいくつか打ち込まれている
ガソリンの方には打ち込まれていないので爆発する事はないだろう
でもそれは時間の問題
相手は射撃がイマイチらしいので狙って撃ってくるのはまず無いに等しい
ただ何も考えて無いのかも知れないが、それでも医者の大事なジープをみすみす爆破させるのは避けたい三蔵
打ち合いにもいい加減飽きたので終止符を打つことにした
「出て来いよ。今なら10秒待ってやる」
三蔵は相手が銃の弾を詰め替えしているらしく攻撃が収まった頃を見計らいジープの影から立ち上がった
相手は恐る恐る立ち上がると積まれた藁の影から出てきた
「遅い」
ガウンッ!ガウンッ!
ちなみに『10秒待ってやる』と言ってからものの2秒しか経っていない
折角出てきた相手は地に伏せることとなったのであった
とことん鬼畜な三蔵である
最後にジープで4人とも躊躇う事無く、轢くと死んでいることを確認して早々に病院に向かった
依頼主には後でを連れて報告すればいい
三蔵は一刻も早くの顔が見たいためジープをかっ飛ばした
それにしても見事なまでの早業である
To be continued.
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ATOGAKI
鬼ー!あんた鬼や!やりすぎだろ!!爆笑。こんなこと平気で書ける管理人ももちろん鬼です笑
お決まりの台詞も言ってもらえたので管理人は満足気味ですよー←
そんなこんなで今回は駆除のみの話になりました。短いです。最初の頃に戻ったかのようですね
なんかあのアホ4人組みさんを引き立てる事無く死んでもらいました。そんくらい三蔵はヒロインちゃんに会いたかったんですね。そうなんです
ホントはもっと出番あげようかと思ったんですが異様に長くなりそうだったので却下です。カットさせてもらいました。もう出番無しですさようなら(酷w)
あとの死体処理とかどうすんのー?って言うのは
ちゃんと桃源郷にも死体処理班なるものがありまして、実はこっそり黒子の様に三蔵サマの近くに居るんですよ
裏方なのでその存在を見たものは居ないと言う都市伝説までありまして…ま、それは置いておきましょう。結構関係ないです^^^